愛着あるモノ
- 古市 理
- 三重県四日市市出身。1998年入社。
本社設計本部に配属され、現在は建築グループ所属のプロジェクトアーキテクト。入社以来マンション・事務所・生産施設など幅広く担当。現在は主に生産施設を担当しつつ、グループの枠を超えたコンペ精鋭部隊でも活躍中。
SCENE_1 新宿 1.6m2のプレート
無機質なオフィスに映える積層シナ合板。
新宿センタービルの大成建設設計部15階にある僕のデスクだ。
この机はデザイン会議という社内活動で製作した天板プロジェクトの試作である。家具デザイナーの藤森泰司さんとコラボレーションして、「既存のデスクに一枚の天板を被せる」という最小限の操作でオフィスをリノベーションする計画である。12oのシナ合板には外周部に沿って9oの凹みがつくられ、デスクに溢れるモノが沈積されていく。