cubic M
SCENE_3 プロジェクトを振り返って1
- 司会:
- cubic M オーナーの古道さん、設計を担当した中藤さん、そして河野GLに、このプロジェクトについてお話をしていただきたいと思います。
- 司会:
- まず、cubic M が出来上がったときの印象を話していただけますか?
- 古道:
- 建築途中から何か新しいものが出来るのではないかと思って期待していたのですが、出来上がってみると普通の建物と全然違いますね。でも(自分達の)住まいとしては捉えてはいないです。最初から中藤さんに言っているんですよ、「俺はこんなところ住めないなあ」って(笑)
- 中藤:
- そうでしたね(笑)
- 司会:
- 古道さんは蕎麦屋を経営されていますが、建築に関しては?
- 古道:
- おじいさんのおじいさんが有名な大工の棟梁だったそうで、子供の頃は大工道具をめちゃくちゃにして何かを作っていました。そういうのが好きで。蕎麦屋の方は多いときで年間10軒とか20軒の店を出していまして、僕自身40〜50軒ほど設計しています。だから、建築にはすごく興味があるんですよ。
- 司会:
- 次にcubic M の計画はどのようにして始まったのかをお話していただけますか?
- 河野:
- 最初のプレゼンテーションは3年前の3月ごろだったかな。3案をプレゼンしました。3案とも現状とは違っていました。その中のメゾネットの案を非常に気に入っていただきまして、それが中藤の案だったんです。
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