一般社団法人日本建築協会が主催する「第67回青年技術者顕彰　設計・計画部門」において、当社関西支店設計部岡崎啓祐氏が選出されました。
当賞は、年齢満35歳以下の会員の中から建築に関し優れた業績を挙げた青年技術者を選考し、顕彰する制度です。

一般社団法人日本建築協会：
https://www.aaj.or.jp/

受賞者より（岡崎啓祐）

実務を始めて10年、様々なプロジェクトに巡り合うことができました。
東京大学難波研究室におけるサステナブルデザインの研究を皮切りに、建築と環境をテーマに実務に取り組むことが出来たことを幸運に感じます。
「大成建設技術センターZEB実証棟」では、省エネルギーを徹底したオフィスとワークスタイルの構築を。
「柏たなか病院」では、光や緑による院内環境の向上を。
「都市クリエイト新社屋」では、緑とワークスペースの関係性を追求しました。
各案件を通じて、光や風、緑やエネルギーなど形の無いものと建築をどう結びつけるかに関心が集中しているように思います。
今回の応募にあたり、「新しいスタンダードの追求」という言葉で自作への意気込みを表現してみましたが、今程この言葉が重く感じられることはありません。
4月の緊急事態宣言を経て、少しずつ日常を取り戻しつつあるように思いますが、コロナ危機以降の社会は以前のそれとは異なるものと思われます。
建築にまつわる概念も、日々変化に晒されることを実感すると共に、新しい社会に相応しい環境の構築に向けて、より一層真摯に取り組んでいかねばならないと感じている次第です。

大成建設技術センターZEB実証棟

柏たなか病院

都市クリエイト新社屋