当社設計・施工作品の「大成建設技術センターZEB実証棟」が「第17回地球温暖化防止活動環境大臣表彰対策技術先進導入部門」を受賞しました。
地球温暖化防止環境大臣表彰とは、環境省が主催し、平成10年度から地球温暖化対策を推進するための一環として、毎年、地球温暖化防止月間である12月に、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人または団体に対し、その功績をたたえるために行っているものです。
今年度は5つの部門において募集を行い、「大成建設技術センターZEB実証棟」が受賞した対策技術先進導入部門は、コージェネレーション、ヒートポンプ、新エネ製品、省エネ製品、省エネ型新交通システム、省エネ建物等、温室効果ガスの排出を低減する技術や製品の大量導入・先導的導入に関する功績を評価するものです。

「大成建設技術センターZEB実証棟」は、「省エネから、ゼロエネへ。」をスローガンに、創エネ設備の導入が容易ではない都市部において、エネルギー収支ゼロを目指す「都市型ZEB」を試みています。
自然エネルギーの積極的な活用、個人個人に最適な照明と空調を自動制御するシステムなどで、ビルの所有者・利用者は快適な空間とエネルギー収支ゼロを両立することが可能となります。
今後、適用した各技術の性能検証と居住性・快適性の確認および更なる向上を図ることで、次世代オフィス建物のスタンダードとして「都市型ZEB」の普及・発展を目指します。

地球温暖化防止活動環境大臣表彰：
https://www.zenkoku-net.org/env_minister/