NEWS 2023.05

「栃木県総合運動公園東エリア(日環アリーナ栃木)」が
2023年日本建築学会作品選集新人賞を受賞・作品選集2023に掲載

  • 交流の丘越しに建物全体を見る

    交流の丘越しに建物全体を見る

  • 公園中央エリアとゆるやかにつながる東エリア全景

    公園中央エリアとゆるやかにつながる東エリア全景

  • 多人数を受け入れるマロニエテラスと石塊を削り大谷石が表出した外観

    多人数を受け入れるマロニエテラスと石塊を削り大谷石が表出した外観

  • イベント演出が映える黒基調のメインアリーナ内部

    イベント演出が映える黒基調のメインアリーナ内部

  • ライン状の照明・サインデザインにより動きがあるメインコリドー

    ライン状の照明・サインデザインにより動きがあるメインコリドー

一般社団法人日本建築学会が2023年3月に刊行した「作品選集2023」に当社共同設計・共同施工作品の「栃木県総合運動公園東エリア(日環アリーナ栃木)」が掲載されました。
作品選集の刊行は1989年に始まり、日本における優秀な建築作品の発表の場として国内外より高い評価を受けています。
また、当作品の建築設計者である飯田雄介氏が2023年日本建築学会作品選集新人賞を受賞しました。
2013年に創設された当賞は、作品選集掲載作品の40歳未満の筆頭設計者を表彰するものであり、 若手会員の作品発表を奨励し学会活動の活性化を目的としています。

一般社団法人日本建築学会:https://www.aij.or.jp/

栃木県総合運動公園東エリア(日環アリーナ栃木)

※クリックすると拡大します

3Dプリンターによる装飾再生

まちに開かれた緑の丘をつくる

2022年開催のいちご一会とちぎ国体に使用されるメイン・サブの2つのアリーナと屋内水泳場、フィットネスで構成される大規模スポーツ施設です。
敷地は栃木県総合運動公園の東エリアに位置し、周囲は住宅地に囲まれています。そのため、スケールが大きな建築をいかに公園や周辺住宅と調和させるかを重視しました。
公園中央エリアとの接点である歩行者用地下通路周辺の地盤を掘り下げ、2階屋上テラス(マロニエテラス)まで緩やかにつながる「交流の丘」をつくることで公園との一体性を創出しました。
メイン・サブアリーナと屋内水泳場の3つの大空間は個々のボリュームに分節し、交流の丘を中心に配置することで、周辺環境・景観の中に溶け込むよう配慮しました。
外観は、大谷石採掘場を想起させる石塊の表現とし、「栃木らしさ」を感じられる場として、その魅力を発信しています。

建物概要

  • 建築主
    株式会社グリーナとちぎ
    所在地
    栃木県宇都宮市今宮
    用途
    総合運動公園(観覧場)
    構造
    鉄筋コンクリート造、鉄骨造
    階数
    地上4階
    敷地面積
    66,151.85m2
    建築面積
    24,898.57m2
    延床面積
    38,524.27m2
  • 工期
    2018年6月~2021年1月
    設計
    梓設計・大成建設・安藤設計設計共同企業体
    監理
    梓設計・安藤設計工事監理共同企業体
    サイン計画
    株式会社KMD
    照明デザイン
    LIGHTDESIGN INC.
    ランドスケープデザイン
    ソラ・アソシエイツ
    施工
    大成・中村・渡辺特定建設工事共同企業体
WORKS:
栃木県総合運動公園東エリア(日環アリーナ栃木)
NEWS:
「日環アリーナ栃木」がグッドデザイン賞を受賞

大成建設担当者

  • 川野久雄
    建築設計
    川野久雄
  • 伊藤真樹
    建築設計
    伊藤真樹
  • 飯田雄介
    建築設計
    飯田雄介
  • 涌井匠
    建築設計
    涌井匠
  • 松岡弘樹
    建築設計
    松岡弘樹

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