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YOUNG ARCHITECTS & ENGINNERS
> 間田 央の場合
KEIO Project
DEVELOPMENT
SCENE_2 DEVELOPMENT
ちょうどこの頃、前年に東京で開催された「大成建設技術フェア」という展示会を大阪で開催するための会場構成を平行して設計していたのだが、そこで展示されていた新素材「ダクタル」が気になっていた。「ダクタル」とは繊維によって補強されたコンクリートの一種で、非常に強度があるので、今までに無いような繊細な架構をつくることができる。
そこで、アトリウムの透明性を最大限確保するためにアトリウムに掛かっているブリッジにこの素材が使えないか、検討を始めることとなった。今までに橋など土木建造物には使われた例があるが、建築の内部空間に使うのは今回が初の試みだった。安全性を検証するために技術センターや材料メーカーを巻き込んだ実験を繰り返し、建築に使用する見通しができた。
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