第26回まちづくり・都市デザイン競技において、当社社員チーム案「湧きあがり、うるおう土浦」が最高位である国土交通大臣賞を受賞しました。
当社社員チームは前回の第25回も国土交通大臣賞を受賞しており、連続受賞という栄誉にあずかりました。
当競技は、まちづくり月間全国的行事実行委員会と公益財団法人都市づくりパブリックデザインセンターが主催し、地域にふさわしい整備構想とまちのデザインについての提案を広く一般から募り、まちづくりに対する国民の関心を高めるとともに、活力ある美しい景観を備えたまちづくりの実現に寄与することを目的としています。
毎年公募により競技にふさわしい地区(都市)が全国から選定されており、第26回(2023年)は、茨城県土浦市「土浦駅前通り周辺地区」(約 20.6ha)が対象地区として選定され、競技が実施されました。
公益財団法人都市づくりパブリックデザインセンター:https://www.udc.or.jp/
競技課題
対象地区:中心市街地活性化基本計画において、JR土浦駅前及び霞ケ浦沿岸と土浦城址である亀城公園との回遊軸に位置付けられている地区であり、居住人口や交流人口の増加を図る「土浦駅前通り周辺地区」
テーマ:歴史が息づき 人々が集う、魅力ある湖畔の都市(まち)づくり
(1)対象地区全体の将来像や都市デザインのコンセプト、整備イメージ
対象地区全体が中心市街地において果たす役割や将来像、対象地区全体のまちづくりを進めていく上での都市デザインのコンセプト、整備のイメージの提案
(2)対象地区に必要と考えられる機能の整備・活用のアイデア及び整備手法と回遊性の向上
対象地区の将来像、都市デザインのコンセプト、整備イメージを踏まえ、対象地区に必要と考えられる具体的な機能について、マネジメントの観点も考慮しつつ、整備・活用のアイデア、都市デザイン、整備手法の提案
湧きあがり、うるおう土浦
土浦の駅前では、この10年間で進められた中心市街地のまちづくりにより、再生の兆しが見えつつあります。
一方でこれまでのように、ひとつひとつの建物を更新するだけのまちづくりを進めていくには限界も感じます。
今まさに、より「土浦らしさ」を大切にしたまちづくりが求められています。
活かしきれていないポテンシャルを原資に、まちに新たな価値を見出したい。
その想いをつむぐのは、わたしたち、土浦に関わる人すべてです。
まずはそれぞれ、好きなことから始めましょう!
活動を通して、徐々にまちづくりの気運が高まっていきます。
小さな「湧きあがり」がまちなかのいたるところで起こり、大きな「湧きあがり」に繋がっていきます。
段階的なまちづくりを進めていくことで、2050年には、まち全体が活き活きと、多彩なアクティビティであふれる「うるおう土浦」が実現します。
大成建設担当者
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- 石田武
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- 半澤武夫
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- 野島僚子
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- 渡辺優也
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- 鈴木茜
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- 唐木美咲
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- 堤慶介
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- 林真侑子
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- 相川文成