2011.10 当社設計施工4作品が「2011年度グッドデザイン賞」受賞
当社設計・施工作品の「みなとみらいセンタービル」「株式会社スノーピーク本社」「富士山環境交流プラザ」「株式会社明治大阪工場新1号館(ビッグミルチ)」の計4作品が「2011年度グッドデザイン賞」を受賞いたしました。
公益財団法人日本産業デザイン振興会が主催する当賞は、総合的なデザインの推奨制度です。
1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度」であり、以来50年以上にわたって、暮らしと産業、そして社会全体を豊かにする「よいデザイン」を顕彰し続けてきました。
賞はこの「グッドデザイン賞」と、さらに複数の「特別賞」で構成され、受賞したデザインには「Gマーク」をつけることが認められます。「Gマーク」は創設以来半世紀以上にわたり、「よいデザイン」の指標として、その役割を果たし続けています。
今回の4作品の受賞により、当社の最新技術に裏打ちされたデザイン力が高く評価されました。
グッドデザイン賞:
https://www.g-mark.org/
みなとみらいセンタービル
横浜・みなとみらいに立地する複合業務ビル。事業者は高度な性能を追求、設計施工者はテナントビルに技術を最適化することで両者共に価値のあるビルの実現を目指した。ファサードは縦ストライプの構成。シンプルさの中に陰影をつけ品位のあるデザイン。基準階は、スクエアオフィスを展開。新しい構造システムTASMO-HDの開発により整形で全く柱の無い23m×80mの大空間を実現。センターコアの中央には、採光・空調に利用するエコボイドを設置し採光装置T-Soleil100を組み込み、自然光で満たされる空間を生み出す。最高の環境性能を持つビルとしてCASBEE横浜Sランクの認証を横浜市より受ける。
建築主 | オーディーケー特定目的会社 (オリックス不動産株式会社、大和ハウス工業株式会社、株式会社ケン・コーポレーション) |
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所在地 | 神奈川県横浜市西区 |
建物用途 | 事務所、店舗、駐車場、駅(既存) |
竣工 | 2010年5月 |
設計 | 大成建設株式会社一級建築士事務所 |
施工 | 大成建設株式会社横浜支店 |
詳細 | WORKS: https://www.taisei-design.jp/de/works/2010/mmcb.html |
株式会社スノーピーク本社
キャンプ用品などアウトドア事業を展開するスノーピーク社の新社屋である。三条市郊外に位置する広大な敷地はキャンプ場として利用され、ほぼ中央に位置する社屋は、緩やかな傾斜状の地形に従い、オフィス・ファクトリー・ストアが階段状に建つ。各用途は、見学が可能であり、キャンプを楽しむユーザーと、ワーカーが存分に自然を感じながらコミュニケーションを深める事ができる。施設全体を包むのは、長さ150mのPCaコンクリートの大屋根であり、雄大な山並み景観を阻害しないよう低く薄く作られた。この大屋根は、人々を日射や積雪から守るだけでなく内部空間とキャンプ場をシームレスに繋ぐ。そしてユーザーとワーカーをひとつにする。
建築主 | 株式会社スノーピーク |
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所在地 | 新潟県三条市 |
建物用途 | 事務所、工場 |
竣工 | 2011年4月 |
設計 | 大成建設株式会社一級建築士事務所 |
施工 | 大成建設株式会社北信越支店 |
詳細 | WORKS: https://www.taisei-design.jp/de/works/2011/snowpeak.html |
富士山環境交流プラザ
富士山の自然を楽しむ人々の活動拠点として景観と省エネに配慮した環境共生建築
富士山、駿河湾と共存する景観デザイン
- 富士山の稜線の角度(8度)を取り入れた勾配屋根により、富士山と共存
- 富士山側から見ると、駿河湾の水平線を背景に、翼を広げたような浮遊感のある屋根
- 2つの背景に対して、遠近法を利用した三角形の屋根により、勾配屋根から水平屋根へと変化する
- クールチューブによる外気負荷低減
- 落葉樹により、夏は日射を遮り、冬は日射を通す計画
- 大屋根に降った雨水の利用
- 卓越風による自然通風
- 保水性舗装の打水効果
建築主 | 大成富士山南陵開発株式会社 |
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所在地 | 静岡県富士宮市 |
建物用途 | コミュニティセンター |
竣工 | 2009年10月 |
設計 | 大成建設株式会社一級建築士事務所 |
施工 | 大成建設株式会社横浜支店 |
詳細 | WORKS: https://www.taisei-design.jp/de/works/2009/fujisan.html |
株式会社明治大阪工場新1号館(ビッグミルチ)
大阪高槻に巨大な板チョコが現れた。明治大阪工場内に建設された新工場のファサードが「明治ミルクチョコレート」を模したパネルで覆われた。2011年1月から2月にかけて、全42粒が一粒一粒組み立てられた。JRの車窓から、日々成長していく経過の楽しさと巨大さで、組み立て中から個人ブログやTwitter等で話題に。目指したのはお菓子の楽しさやおいしさを感じてもらえること。その艶やかでなめらかな表情を実現するため、素材を吟味し、一粒一粒手作りした。一日の光の変化や季節の移り変わりにより刻々と変わる艶やかでおいしそうな表情が、お菓子作りの現場と社会とを結び、新しいコミュニケーションの輪を生み出す「コミュニケーションファサード」としてのデザイン。風景をまとう板チョコによる「おいしい風景」。地域の方をはじめJRを利用する多くの方に「元気」を届けます。
建築主 | 株式会社明治 |
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所在地 | 大阪府高槻市 |
建物用途 | 製菓工場 |
竣工 | 2011年2月 |
設計 | 大成建設株式会社一級建築士事務所 |
施工 | 大成建設株式会社関西支店 |
詳細 | NEWS: 2011.07 明治大阪工場に「ビッグミルチ」が出現 https://www.taisei-design.jp/de/news/2011/07_01.html |