雑司が谷旧宣教師館

東京都指定有形文化財

  • 木造
  • 部材再生

文化財の価値を守るため、5年に一度の修繕を行う理想的な事例

修繕後の西側外観(岩﨑和雄撮影)

光あふれる広縁(岩﨑和雄撮影)

あたたかみを感じる木製階段(岩﨑和雄撮影)

竹の竿縁を使った、日本らしさもうかがえる天井(岩﨑和雄撮影)


豊島区内に現存する最古の近代⽊造洋⾵建築

1907(明治40)年にアメリカ⼈宣教師のマッケレーブが⾃らの居宅として建設しました。豊島区内に現存する最古の近代⽊造洋⾵建築であり、東京都内でも数少ない明治期の宣教師館として⼤変貴重な建築です。1992年に豊島区指定⽂化財となり、1999年に東京都指定有形⽂化財になりました。それ以降は5年に一度の調査と修理が繰り返され、文化財建造物として理想的な維持管理が行われています。

所在地東京都豊島区
発注者東京都豊島区
元設計者マッケレーブ
設計者大成建設株式会社一級建築士事務所
創建年1907年
修繕年2021年