01文献調査

建物の価値を確認するために各種文献の調査を行います。

文献調査

02現地調査

既存図面がない建物は実測し、現状図面を作成します。使用されている材料や色を科学的に分析します。音環境や光環境を測定し、建物を正確に把握します。

・三次元レーザースキャナ計測
・材料調査
・色彩調査
・音環境調査
・光環境調査

三次元レーザースキャナ計測 三次元レーザースキャナ計測状況 音環境調査

03耐震診断

調査結果をもとに、耐震性能を評価します。

04補強設計

建物の価値を損なわないで安全性を確保できるように、補強位置や補強方法を決めます。免震化することで、補強を最小にすることも可能です。

意匠性に配慮した補強 T.G－Wall

05保存・活用設計

文化財としての価値などを考慮し、保存を重視するところ、活用を重視するところ、強弱をつけた設計を行います。

保存活用区分平面図の例

06解体・施工

経験豊かな技術者が、歴史的価値に配慮して施工します。

3Dプリンターによる部材再生

07部材再生

欠損するタイルなどの仕上げ材は、既存材に合わせて再製作します。色やテクスチャーにこだわって再現します。

タイルの試し焼き