NEWS 2024.09

パナソニック 空質空調社 Green-Air-Wing

空調・給湯・暖房事業の中核研究開発拠点となるGreen-Air-Wing（執務・技術棟）

Green-Air-Wingは、今後のさらなる成長に不可欠な革新的技術の創出と生産性向上を目指した、健康で快適に働く環境のロールモデルとなる拠点です。
カーボンニュートラル実現に向けて、ZEH対応や自然冷媒など、環境に配慮した技術開発を強化するための研究設備導入を目的とした建物です。建物計画においては、パナソニック製の空調・換気・照明などの省エネ商品を採用し、ZEBReadyの認証を取得しました。
Green-Air-Wingの特徴は次の通りです。

1.カーボンニュートラル実現に向けた省エネ技術開発の場
 省エネ要素技術や自然冷媒など、施主の最先端の製品技術開発を行う、実験試験エリアが計画されています。
2.パナソニック製省エネ製品を活用した最先端の建築により、ZEBReadyを達成
 パナソニック製の高効率なエアコンや熱交換器システム、省エネ性能に優れたLED照明の導入に加え、高断熱な屋根材・壁材などを採用した建築設備計画により、基準一次エネルギー消費量に比べ53％のエネルギー削減を実現し、ZEBReadyを達成しました。
3.社員同士の交流の活性化と、働く人に優しいオフィスを実現
 「心と体の健やかさを大切に、従業員同士のコラボレーションを促し、みんなで育てる実証実験の場」をコンセプトに、フリーアドレスのオフィスエリアや様々な部門の社員が集まり、意見の交換やアイデアの共有を行えるコミュニケーションスペースを設けています。

部門間の連携を高める断面構成

1階に大物実験エリア、3・4階に開発部門のオフィス、2階は関連他部門が集まるオフィスとし、新商品開発の評価設備拡張と部門間連携を強化する断面構成としました。これまで分散配置されていた各部門がこの棟に集約したことで、よりよいコミュニケーションと業務効率化を実現しています。テレワーク等も普及する中、リアルオフィスの価値を追求し、普段から自然に会話が生まれ、ディスカッションができるような空間づくりを行いました。