WORKS 2022

マルタイ佐賀工場

Marutai Saga Factory

  • 南側外観:ひらけた周囲の風景と連続する水平方向に伸びやかな空間構成

    南側外観:ひらけた周囲の風景と連続する水平方向に伸びやかな空間構成

  • 南西側外観:屋外の見学通路による賑わいが見える顔づくりを行った

    南西側外観:屋外の見学通路による賑わいが見える顔づくりを行った

  • 見学通路・芝生広場:施設の賑わいを表出させ、美しい田園風景と連続し繋がる

    見学通路・芝生広場:施設の賑わいを表出させ、美しい田園風景と連続し繋がる

  • 見学通路:製造工程と周囲の風景を同時に楽しめる半屋外空間

    見学通路:製造工程と周囲の風景を同時に楽しめる半屋外空間

  • エントランスホール:エントランスと事務所階を繋ぐ浮遊感のある階段

    エントランスホール:エントランスと事務所階を繋ぐ浮遊感のある階段

  • 会議室・食堂:打合せ・食事から見学対応までフレキシブルに対応するワンルーム空間

    会議室・食堂:打合せ・食事から見学対応までフレキシブルに対応するワンルーム空間

  • 食堂:東側の田園風景をパノラマ状に取り込む水平連続窓

    食堂:東側の田園風景をパノラマ状に取り込む水平連続窓

  • サイロ室:安全・安心な製品づくりを支えるクリーンな製造室

    サイロ室:安全・安心な製品づくりを支えるクリーンな製造室

  • 乾燥室:前後の工程に熱を与えないため2階に配置

    乾燥室:前後の工程に熱を与えないため2階に配置

用途
食品工場
所在地
佐賀県唐津市
延床面積
7,169.26m2
階数
地上2階

建築設計コンセプト

九州のソウルフード、即席麺「棒ラーメン」を製造するマルタイの新工場です。
機能的なプランニングで生産の省力化・効率化を図るとともに、眺望を活かしたワンルームの厚生エリアや、屋外から工場内を覗ける通路によって顧客や地域とのつながりを強化し、多くの人に愛される施設を目指しました。
繊細な陰影を纏った小麦色の外装材が製品を想起させ、伸びやかな大庇、周囲とつながる緑地が賑わいを創出する、親しみやすい顔づくりを行いました。

構造設計コンセプト

生産の流れを考慮し、生産ラインを阻害しないようX方向をブレース構造、Y方向をラーメン構造として、経済性に配慮しています。 ひび割れ対策として、1階・2階の工場部分の床には膨張剤を混入する計画としました。

設備設計コンセプト

清浄度に応じた換気設備を設置し、防虫対策と共にそれに応じたフィルター選定を行っています。製品の流れに配慮した設備計画とし気流の管理を行いました。
照明についても、清浄度に応じた器具を選定するとともに、視作業を考慮した適正照度の計画としました。

担当

担当
設計 大成建設株式会社一級建築士事務所
大成建設担当者
建築設計 横溝成人、橋爪宏直、涌井匠
構造設計 山﨑英一、阪井由尚、蘇鐘鈺
設備設計 岸野豊、根本彩子
電気設計 岸野豊、林幸広、山梨絵美
エンジ 炭田光郎、天野貴司、川浦俊明、三浦勝、高橋良美、井上悠也、水上まどか、宮川涼

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