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WORKS 2001

クロンテック音羽ラボ

用途:実験施設
所在地:東京都文京区
延床面積:374.14m2
地上:1階

設計主旨

BLUE Genes 
-- クロンテック バイオサイエンスラボ --

BLUE Genesは21世紀を担うバイオ・ゲノムの分野において、クロンテックカンパニーが新たなソリューションの提供を目的として、都心に開設したバイオサイエンスラボです。クライアントは科学とアートの深い繋がりを感じており、クリエイティブな場を求めていました。
このプロジェクトにおけるデザインの役割は、この分野が社会へ開かれ、共に進歩していく為のツールだと考えています。
陰のない空間、ランダムに明滅する遺伝子チップの配列、遺伝子記号(ATCG)の拡散とデータの付着による解析の可視化。今、解析・研究・開発が進行形で行われているイメージ。そして、開かれたラボへと導く白色LEDのフットライト。Atlas cDNA Array(1200種の配列を持つ遺伝子チップ:クロンテック製品)による遺伝子発現解析をモチーフにした、インスタレーション空間に迎え入れることで、訪れた人に企業の姿勢を感じとってもらうことを期待しています。

担当

大成建設担当者
総括 野呂一幸
建築設計 畠山尚
設備設計 鴫原新一、鈴木秀佳、岸野豊
インテリア 高橋洋介

社外受賞

2001年 JID賞インテリアスペース部門賞