HOME > STUDENT SQUARE > YOUNG ARCHITECTS & ENGINNERS > 藤本 鉄平の場合

YOUNG ARCHITECTS & ENGINNERS / STUDENT SQUARE

bygone days

SCENE_4 2004年 初冬

図面を描くとき、模型を作るとき、本当にそれで良いのか、と絶えず自問してきました。自分の経験を振り返るに、何回もリセット、やり直し、締め切り近くになって頭をかきむしって焦っている中で、どういう訳か良いアイデアが浮かぶ、あるいは降ってくるといったらいいのかも知れませんが、そういうことが起こるような気がします。ああ、良かったと思う反面、自分は物造りをする以上、永遠にこの思考のマラソンから抜け出せないのではないか、という絶望にもかられます。
それが設計という仕事の面白さでもあり、難しさでもあるのだと思います。


藤本 鉄平 TEPPEI FUJIMOTO
藤本 鉄平「コンペの祝勝旅行に四国を選んだ理由は?」の問いに、「旨いものが食べたい→旨い魚が食べたい→今の時期なら旨い戻り鰹が食べたい→ついでに旨いうどんも食べたい→そうだ、四国に行こう!という感じで決めました」と藤本。「そろそろまた旨いものが食べたくなってきたので、アイデアコンペ’も’頑張ります」