「ヨックモック青山本店」は、1978年に現代計画研究所の設計により建築されました。
設計のコンセプトは、「ヨックモックらしさを表現するテクスチャー」、「オープンスペースを確保するための形態」です。
竣工以来約40年間にわたり、青山・表参道エリアのランドマークとして認知されている建物です。
今回の改修では、この原設計の考え方を尊重し、長く親しみ愛されてきた「ヨックモックを象徴する外装のブルータイル」「中庭を取り囲む建物の構成」はオリジナルの姿をそのまま残す事とし、店舗、事務所のインテリア、設備機器の更新を中心にリニューアルを行いました。
フラッグシップ店舗として相応しい設えが求められた物販・飲食店舗の内装は、新たな素材を用いてブランドカラーのブルーとサブカラーのホワイトを基調とし、「残すもの」と「新しいもの」が調和した、現代的なデザインを目指しました。