2015.09
水とみどりにあふれた癒しの空間「彩の国東大宮メディカルセンター」がオープン
見沼田圃から外観を臨む
ラグジュアリーな寛ぎの空間を演出するインテリア
「水」と「みどり」が出迎えるエントランスロビー
中央に「ナーシングコア」を配置した一般病棟
2015年7月、埼玉県の保全対象に指定された「見沼田圃」を臨む緑豊かな敷地に「彩の国東大宮メディカルセンター」がオープンしました。
当病院は、上尾中央医科グループ病院である東大宮総合病院の老朽化に伴い新築移転されました。
埼玉県がん診療指定病院であり、放射線治療施設や緩和ケア病棟など、がんの診断と治療に必要なあらゆる機器と設備が備えられています。
緑豊かな周辺環境との調和を図り、患者様への快適な療養空間を提供するため、「水」と「みどり」にあふれ、自然を身近に感じられる新たな「癒しの空間」が誕生しました。
医療法人社団協友会 彩の国東大宮メディカルセンター:
https://shmc.jp/
クラシカルな外観と高級感あふれるインテリア
素材感のある煉瓦タイルを用いて、上品かつ周辺環境になじんだ外観を形成しています。
インテリアはシックな色合いと高級感のある素材をセレクトし、アートワークを積極的に取り入れるなど、ラグジュアリーな寛ぎの空間を演出しています。
「水」と「みどり」をテーマにした癒しの空間
低層階の外来フロアにはインテリア植栽やWATERFALL(滝)を設けています。
病室からは周辺に広がる「見沼田圃」の田園風景を臨むことができ、快適な療養空間を創造しています。
敷地内や屋上を積極的に緑化しており、緑豊かな周辺環境と調和しています。
患者様にもスタッフにも優しい合理的な平面計画
一般病棟では中央にサービス関係諸室を集約した「ナーシングコア」を形成し、患者エリアとスタッフサービスエリアを明確に分離した平面計画としています。この「ナーシングコア」は病棟間のスタッフ連携を活発にします。
病棟階のスクエアな平面形状が病室に近い位置での見守りを可能にします。
災害時における医療継続対策
基礎免震構造を採用し、施設全体(放射線治療施設除く)を免震化することで、災害時の医療機能の維持が可能です。
井水設備や自家発電設備を設置し、インフラ途絶時の運用に配慮しています。
彩の国東大宮メディカルセンター | |
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建築主 | 株式会社武蔵野社 |
所在地 | 埼玉県さいたま市北区土呂町1522 |
用途 | 病院 |
構造 | 鉄筋コンクリート造(免震構造) |
規模 | 地上6階、塔屋1階 |
建築面積 | 5,561.72m2 |
延床面積 | 23,021.60m2(337床) |
竣工 | 2015年5月(2015年7月開業) |
設計 | 大成建設株式会社一級建築士事務所 |
施工 | 大成建設株式会社関東支店 |