2013.02 沖縄基地返還跡地利用計画提案コンペで最優秀賞を受賞
沖縄県が主催する「沖縄の新たな発展につなげる大規模基地返還跡地利用計画提案コンペ」にて、当社が参加したトラム&グリーン・リンゲージ沖縄21による「万国津梁の島(くに)-新しい沖縄の実現」が最優秀賞を受賞しました。
トラム&グリーン・リンゲージ沖縄21は、大成建設、株式会社ライトレール(交通コンサルタント)、有限会社ニライ・カナイ研究所(都市計画コンサルタント)の有志で構成されています。
当コンペでは、沖縄県で返還が予定されている嘉手納飛行場より南の大規模な基地を対象に、今後の跡地利用計画策定の参考とすること及び基地跡地利用への関心・理解を高めることを目的としています。
応募総数79作品の中から、第1次審査で入選15作品、第2次提案者5者を選出し、2月2日に行われた最終審査で最優秀賞が決定しました。
沖縄県
沖縄の新たな発展につなげる大規模基地返還跡地利用計画提案コンペ:
https://www.pref.okinawa.jp/site/kikaku/chosei/atochi/compe/competop.html
万国津梁の島(くに)-新しい沖縄の実現
アジア諸国の重心に位置する沖縄は、かつてより、これらの周辺諸国との交易のなかで、世界を相手に自立する精神-万国津梁-をつちかってきました。
21世紀に花開いた「アジアの時代」。
沖縄の“固有の文化”“豊かな自然”“多彩な人材”を礎に-自立する交流展開の島-として生まれ変わります。
アジアの時代をリードする沖縄を実現するため、中南部都市圏の活力と魅力を高める、都市・交通・環境の「3つのネットワーク」を構築し、現状のスプロール化した那覇一極集中を”多極連携型都市構造”へと転換します。
- 都市ネットワーク
- 6つの基地を4つの都市エリア(沖縄ゲートシティ・沖縄リージョナルコア・沖縄エンターテイメントリゾート・沖縄コミュニティビレッジ)に再編。
新しく生まれる都市と既成市街地が連携した、個性あふれる都市ネットワークを実現します。 - 交通ネットワーク
- LRT(Light Rail Transit)を軸に交通ネットワークを再構築し、活発な都市間交流を実現。
沖縄の風景を感じる親しみやすい交通システムです。 - 環境ネットワーク
- 自然の生命力や循環のしくみを積極的に取り入れ、亜熱帯の自然と、人々の生活を融合。
庭園のような景観をもつ低炭素都市を創出します。