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2007.03 「第20回建築環境デザインコンペティション」最優秀賞を受賞

東京ガス株式会社主催の「建築環境デザインコンペティション」において、当社新入社員6名の案が最優秀賞を受賞しました。

1987年にスタートした当コンペティションは、第20回目の開催を記念して課題案の公募が行われ、当社社員の藤村淳一の案「温暖化地球におけるノアの箱舟」が最優秀賞を受賞しました。
これが「第20回建築環境デザインコンペティション」の課題案として発表され、応募登録を開始、そして2006年11月7日に一次審査、2006年12月4日に最終公開審査が行われ、当社新入社員の案である「住まうこと、伝えること」が最優秀賞に決定しました。
審査員からは、「技術的要素をとりこみ、物語性・メッセージ性の強い提案をバランスよくまとめた」点などが高く評価されました。

作品のコンセプト(作成者より):
私たちは、地球温暖化が引き起こす災害に対して何らかの対策を講じるのではなく、地球環境問題をいかに世界の共有認識とするかということを考えた。
そこで温暖化による国土の沈没が最初に起こる南洋の島国ツバルに着目し、環境難民として世界中に散らばっていく人々の生活を描いた。彼らはケナフを用いたバイオガス燃料電池システムによる自己循環的な生活をし、ファサードとして表出する。
それは私たちへの警鐘の種子であり彼らの思いは徐々に世界中で発芽していく。


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