従来、生産施設では、空調・換気は最大の機器発熱や換気回数で設定した設計風量にて常時運転を行い、在室に状況に関わらず照明が点灯していることから、無駄なエネルギーを消費していました。
本技術は、生産の稼働と人の在/不在の状況により、リアルタイムに照明・空調・換気を最適に制御します。働く人の安全性・快適性・生産性は維持しながら、製造品や生産機器に影響を与えずに、生産エリアのエネルギーを大幅に削減することが可能となります。
さらに、Type3という新たな機能を追加しました。気象データ、生産機器の稼働スケジュール、過去の実績値等から、発電量やエネルギー消費量を予測します。建物負荷を予測することで、熱源・空調設備の最適な運転計画、制御を行うことが可能になります。年間データを蓄積し、AIによる機械学習にて高精度な予測を行うことで、年々省エネルギー化を図ります。